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外国人技能実習制度に関するFAQ

研修手当の適切な金額や支払い方法を教えてください

外国人技能実習生は、日本入国後に1ヵ月研修をしながら生活するための費用が必要です。この費用として実習生に支払われるものが「研修手当」であり、日本企業様にご理解とご協力をお願いしております。また、研修手当の金額や支払い方法については、以下のポイントを参考にしてください。

 

 

【研修手当と金額】

 

1.研修手当は、実習生が日本で生活にあたって必要な実費です
2.実習生の渡航費・住居費・実習実施費用・保険料を除いた、「滞在費」と「食費」を併せたものが研修手当にあたります
3.実習手当の額は、効果的な実習と安定した生活ができる十分な額としてください
4.具体的な金額は、監理団体と送出し機関が双務協定に基づいて定めた金額とします

 

 

【研修手当の公正な取扱い】

 

1.実習生に予め、実習手当の金額を説明してください。また、実習生に研修手当の金額と内訳を明記した書面を渡し、実習生が内容を理解できるように説明してください
2.同じ職場で働く日本人社員や技能実習生が、給与や手当と比較することがあります。よって念のため、実習生に対して、渡航費・住居費・集合実習実施費用・保険料・送出し管理費などのすべての費用を、企業様が負担されていることを説明してください
3.地方入国管理局に届出を行った手当の全額を、確実に支給することが必要です
4.実習手当と管理費は、明確に区分して取り扱ってください。研修手当から管理費を徴収したり、実習生から送出し管理費を直接徴収することは禁止されています

 

 

【適正な支払い手続き】

 

1.定められた日に支払いを行ってください。支払日をその都度変更することは禁止されています
2.研修手当の全額を実習生に直接支払ってください。また、食費を給食や食材などで支給する場合は、その明細を必ず実習生に交付してください
3.支払いの事実を証明できるように、必ず記録してください

 

 

【強制預金などの禁止】

 

1.実習生に強制的に預金させることは禁止されています
2.預金通帳などは、実習生本人が保管することが原則です