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技能実習生の声

「がむしゃら」に研修に取り組みました

私は5人兄弟の長男として産まれました。アチェの実家では高齢の両親、兄弟とで農業をしていました。高校を卒業後外国人実習生制度について知り、勇気を持って選抜試験に応募しました。世界の農業について学ぶ中で、私は日本の質の高い農業について興味を持っていたのです。

 

インドネシアでは3ヶ月間研修を受けました。先生はとても規律に厳しく、熱心に指導してくれました。実家の農業を継ぎたい、家族の生活を助けていきたい一心で「がむしゃら」に研修に取り組みました。(「がむしゃら」という言葉は日本人の先生が教えてくれた言葉でとても気に入っています。)

 

日本での研修を終えてから、私は茨城県の耕種農業の企業に配属されました。難しい農機の使い方の説明を受けましたが、企業担当の方がわかりやすい日本語でゆっくりと話してくれました。また私たちのためにひらがなで注意点の書かれた作業書を用意してくれたりもしました。そのおかげもあり、私は「がむしゃら」に頑張り誰よりも早く農機の使い方を習得できました。

 

帰国後、3年の技能実習で貯めたお金で実家に農地と日本の農機を買いました。まだまだ日本の農機は普及していないので、インドネシアでその先駆者になりたいと思います。