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世界一の花

2018.03.27

 

桜が咲き始めると、春だな~という気持ちになると共に

日本人でよかったと感じられる方も多いのではないでしょうか?

インドネシアにも咲くとびっくりな花があります。こんな花があることをご存じですか?

 

世界最悪の臭いを放つことから「死体花」という通称名を持つ、ショクダイオオコンニャクです。

高さ2.4メートルもあるため、世界で最も高い花としてギネスブックに公認されています。

 

インドネシアのスマトラ島にのみ自生し、8年~10年に一度しか開花しません。

花によっては、数十年に一度しか開花しないものもあるようです。

その上、開花時間はわずか24時間~28時間のみ。

臭いを放つ期間は長くありませんが、とにかく相当な悪臭なのです。

 

ショクダイオオコンニャクの悪臭を嗅いだ人は、その臭いを「腐った魚や肉」

「汚物まみれのおむつ」「死んだネズミ」と表現します。とにかく不快で強烈な悪臭を放つようです。

一方で、フンコロガシなどの昆虫にとっては魅力的な匂いのようで、

匂いにつられて昆虫たちが集まってくるそうです。

 

2016年、イギリスでは、ショクダイオオコンニャクの花から抽出された香気成分を

利用して作られた「タイタン」と呼ばれる男性用香水が話題となりました。

 

インドネシアの大きな花といえば「ラフレシア」は非常に有名ですが、背丈の高い、

臭いに特徴のある花があると知って非常に驚きました。

インドネシア、、、まだまだ奥が深そうですね。

 

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