桜が咲き始めると、春だな~という気持ちになると共に
日本人でよかったと感じられる方も多いのではないでしょうか?
インドネシアにも咲くとびっくりな花があります。こんな花があることをご存じですか?
世界最悪の臭いを放つことから「死体花」という通称名を持つ、ショクダイオオコンニャクです。
高さ2.4メートルもあるため、世界で最も高い花としてギネスブックに公認されています。
インドネシアのスマトラ島にのみ自生し、8年~10年に一度しか開花しません。
花によっては、数十年に一度しか開花しないものもあるようです。
その上、開花時間はわずか24時間~28時間のみ。
臭いを放つ期間は長くありませんが、とにかく相当な悪臭なのです。
ショクダイオオコンニャクの悪臭を嗅いだ人は、その臭いを「腐った魚や肉」
「汚物まみれのおむつ」「死んだネズミ」と表現します。とにかく不快で強烈な悪臭を放つようです。
一方で、フンコロガシなどの昆虫にとっては魅力的な匂いのようで、
匂いにつられて昆虫たちが集まってくるそうです。
2016年、イギリスでは、ショクダイオオコンニャクの花から抽出された香気成分を
利用して作られた「タイタン」と呼ばれる男性用香水が話題となりました。
インドネシアの大きな花といえば「ラフレシア」は非常に有名ですが、背丈の高い、
臭いに特徴のある花があると知って非常に驚きました。
インドネシア、、、まだまだ奥が深そうですね。