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インドネシアの国章の意味とは?

2017.09.11

今回はインドネシアの国章の意味についてご紹介いたします。

インドネシアの国章はこちら!

 

インドネシア国章

 

 

この鳥はインド神話に出てくる神鳥で、ガルーダと呼ばれます。

先日ご紹介したガルーダ・インドネシア航空のガルーダも、この神鳥のことを指します。

 

ガルーダはインドネシアの伝説や説話の中に何度も現れ、

知識、力、勇気、忠誠、規律などの美徳を象徴しています。

 

ガルーダの羽毛の数には意味があり、

左右の翼には17枚の羽、尾には8本の羽毛、尾の付け根(盾の下)には19枚の羽、首には45枚の羽があります。

この数字を並べると「17/8/1945」となり、

インドネシアが独立を宣言した1945817日を意味しています。

 

国章のガルーダが掴む巻物に書かれている文字「Bhinneka Tunggal lka」は

インドネシアの国の標語であり、「ばらばらであるが、それでもなお一つ」

つまり「多様性の中の統一」と訳されます。

 

世界第1位の島数を誇るインドネシアは島ごとに文化や言葉が異なりますが、

島それぞれの文化や言語を共に尊重し合いながら1つの国として統一することの重要性を強調しているそう。

 

盾の中のエンブレムは、スカルノ元大統領が発表した5つの原則を示していますが、

それについては次回以降のメールマガジンでご紹介いたします!

 

インドネシアでは様々な人種や民族の方が共生していますが、

それぞれの文化を尊重し合えることは素敵なことですよね。

これからも地域ごとの民族や文化は残り続けて欲しいものです。

 

次回レポートもお楽しみに♪