前回、ラマダン開始についてご紹介させていただきましたが、
今回はラマダン中の食事(日没~日の出)についてご紹介いたします!
日没後に摂る食事のことを「イフタール」、
日の出後に摂る食事のことを「スフール」と言います。
以下、食事の順序・内容について。
まず、日中何も口にしていなかった身体に負担の少ないよう、
水やスープなどの水分をとります。
次に、エネルギー源としてナツメヤシやフルーツサラダなどの甘いものを食べます。
↑こちらがナツメヤシ。(インドネシア語でkurma)
なんと!一粒でご飯一杯分のカロリーに匹敵します。
そして最後にご飯、野菜、鶏肉などいつもの食事をするという順番です。
各モスクではラマダン中の食事を無料配布しているところが多く
多くのムスリムの方が集まって食事やお祈りをしています。
断食と聞くと1か月間何も口にしないイメージもありますが、
日没~日の出で食事をしていたのですね。
ラマダン中の食事は家族や友人との絆が深まる瞬間とのこと。
本メールマガジンを通してより多くの方にラマダンについて知って頂けると嬉しいです。
次回はラマダン明けの行事について紹介します!
事務局員T