日本に入国してから1ヶ月間、
講習センターでみっちりと日本語や文化・ 習慣を学んできたインドネシア人実習生たち。
今日はいよいよ、講習センターを卒業し、 受入企業に配属される日です。
お世話になった先生方や共に切磋琢磨した各国の実習生たちが、
総出で、お見送りをしてくださいました。
実習生たちも感極まって、涙を流しながらの旅立ちとなりました。
講習センターで仲間と共に過ごした日々は、
きっと今後、彼らの大きな支えになるでしょう。
私も少し、うるっときてしまいました・・・。
これから一緒に、頑張りましょうね!!!
ところで・・・
実習生たちの日本語力が、この1ヶ月間で格段に上がりました!
講習センターでは、実習生の日本語力アップを図るため
レベル別に色分けされたシールを名札に貼ることになっています。
青・・・・・優秀
黄・・・・・良好
赤・・・・・基礎
緑2・・・要努力
緑1・・・要努力
黒・・・・・個別指導
と6段階に分かれていますが、
今回卒業したインドネシア人実習生3名はというと・・・
赤(基礎)が2名、黄(良好)が1名!
黄以上のシールをもらえるのは非常に“まれ”で、
センター内では たった【一人】だそうです!
なんと・・・、素晴らしい!!
入国したばかりの頃は、 日本語の聞き取りが難しく反応が遅いことがありましたが、
文法を理解し、習得した単語も増え、「丁寧な会話」 が出来るようになっていました。
1ヶ月でここまで上達するとは・・・正直、驚きました。
やる気はもちろんのこと、きちんと実力につなげています。
私も見習わなければ!
さて・・・
講習センターを出発したら、そのまま新居へお引っ越しです!
1LDK、バス・トイレ別で部屋もきれいですね。
しかも職場から徒歩15分と、かなり好条件!
この寮も、 受入企業の方々が探してご用意してくださったものです。
「私たちのために、ありがとうございます。」
と、一つ一つのことに感謝の気持ちを表していましたね。
人間関係を築くうえで、とても大切なことです。
こういったことも講習センターでしっかりと教えてもらいます。
引っ越しの片付けがひと段落すると、
早速、新しいキッチンで手料理を振舞ってくれました。
インドネシアの郷土料理、“ミーゴレン”!
日本の焼きそばと似たもので、 インドネシア風の味付けが病み付きになりますよ。
こういった日本の「オモテナシ」 文化がインドネシアにもあるのですね。
お腹もいっぱいになっとところで、明日の為に準備準備。
そう、なぜなら明日はいよいよ配属、初仕事の日!初日です!
3人とも緊張した面持ちでしたが、緊張しているということは、
「期待に応えたいという気持ち」があるということです。
さてさて、ここからが本当のスタート、 どんな1日になるのでしょうか。
その様子は、次回のレポートでお伝えいたします!
事務局員N