技能実習制度では、技能実習生が日本入国後に集合講習を受けながら生活するための費用が必要になります。この期間の生活費として支払われるものが「講習手当」です。
企業の皆様には制度の趣旨をご理解いただき、適切な運用へのご協力をお願いしております。講習手当の金額や支払い方法については、以下のポイントを参考にしてください。
【講習手当と金額について】
- 講習手当の目的
講習手当は、技能実習生が集合講習期間中に生活を維持するための費用であり、「滞在費」や「食費」などに相当します。 - 金額の設定基準
講習手当の額は、技能実習生が安定した生活を送れるよう十分な金額で設定される必要があります。具体的な金額については、監理団体および送出し機関が双方で合意した内容に基づいて調整した金額を適用します。
【講習手当の適正な支払い方法】
- 直接支払い
講習手当は必ず技能実習生本人に直接支給しています。
- 記録保管
支払いが適切に行われたことを証明するために、支払明細書を記録として残しています。弊組合では配属の際に企業様にお渡し、監査や確認が必要な場合に備えて保管いただくようお願いしております。